島村卯月と映画の見方
最初に
この記事は[TCU CTRL場外乱闘 Advent Calender 2017](https://adventar.org/calendars/2322)の記事です。
今回は島村卯月についてと映画の見方について書いていこうと思います。
なぜこの二つなのかというと適当に書きたいこと選んだらこうなりました。
島村卯月について
島村卯月とは
「島村卯月」はソーシャルゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』(以下、デレマス)にでてくるアイドルです。
※ここでは『アイドルマスターシンデレラガールズ』についての説明は割愛する。
まずは例に倣い初期カードと公式プロフィールを記載します。
年齢:17歳
誕生日:4月24日
身長:169cm
体重:45kg
BMI:15.76
3サイズ:83-59-87
血液型:O型
趣味:友達と長電話
利き手:右
出身地:東京
CV:大橋彩香
とこのような感じです。
なんら引っかかることのないプロフィールですね。引っかかるとすれば少しだけお尻が大きいということぐらいです。
島村卯月の魅力
卯月の魅力を一言で表すのは難しいですが、ここでは自分も含めたみんなが思う卯月の魅力と自分が思っている卯月の魅力に分けて説明していきます。
自分含むみんなが思う卯月の魅力
まず最初に笑顔がかわいいという話です。これは先に見てもらったほうが早いでしょう。
ぐうかわいい、暴力的にかわいい
こんなん微笑みの爆弾ですわ。
というわけで誰もが認める笑顔です。かわいいですね。こちらまで気分が明るくなってきます。例え初めて見る人でも良い、かわいいと言ってくれる笑顔ではないでしょうか。
デフォルメでもかわいい
自分が思っている卯月の魅力
さて、ここからは自分が思う卯月の魅力をお話ししていこうと思います。
僕が思う島村卯月の魅力とは「かっこいい」ところです。
え?かっこいい?いや、かわいいならわかるけど…とお思いになったことでしょう。
いやいや、島村卯月はかっこいいです。その理由をお話ししましょう。
まず、島村卯月には共通して語られる物語があります。それはアイドルに憧れて養成所に入り、プロデューサーに見いだされるという物語です。
ここからあることがわかります。それはアイドルに憧れてからプロデューサーに見いだされるまでの間。「夢をあきらめず努力をし続けた」という点です。
こんなん心折れるわ
この事実だけで私としては「かっこいい」というには十分であると考えますが、ここではもう少しだけ彼女を掘り下げてみましょう。
島村卯月のウワサにこういうものがあります。
また、卯月の口癖として「頑張ります」という言葉があります。それこそガンバリマスロボというあだ名が出てくるぐらい言い続けています。
さらにアニメのことを思い出してみましょう。終盤、島村卯月が悩んだのは「自分にはひょっとして何もないのではないか」という不安と恐怖です。
(最終的にアニメでは島村卯月の問題は「解決」していますが具体的には何も進展はありません。この話はまたの機会に話そうと思います。)
つまり、島村卯月は不安と恐怖と戦いながら島村卯月は努力を続けているのです。
これは非常に勇気のいる行為です。本当に何もなかったら今までの努力が下手をすれば無駄になるのですから。
これをかっこいいと言わずして何と言うのか…。
ワイトもそう思います。
これらように、島村卯月はかわいくてかっこいいアイドルなのです。
島村卯月について最後に
いかがでしたでしょうか?ここで書かれている以外にも島村卯月の魅力はたくさんあります。これを見た人がすこしでも卯月に興味を持ってくれればうれしいと思います。
映像の見方
さて、次に語った恥ずかしさを紛らわすため映像の見方という話に入ろうと思います。
映像の見方というと「こう見るべき!」などと言い出す傲慢な評論おじさん、おばさんたちを想像してしまいがちですがここで語るのはこれから映像作品を見るのが楽しくようなことを語っていきたいと思います。
まず、映像作品というのはストーリーで語りがちです。もちろんストーリーは重要な要素の一つであり、映像はそれを語るための道具であるのですが道具であるがゆえにそれを見落としてしまうと、ストーリーが薄口に感じられてしまうことがあります。そんなことは悲しいのでここからは映画(というより映像)を「見る」ことに注目して行こうと思います。
カメラの意味
まず映像作品というのは忘れがちですが動く絵です。空間があってそこに物体を「配置」して、そこを映像で写すため「構図」が生まれます。そこからカメラを動かしたり、絵を動かしたり、物体を動かして映像を作っていくわけです。
ここで重要なのはその構図や配置、カメラの動きは何か意味を持っているという点です。伝えたいことがあり、そういった映像によって意味を強調しているのです。
ここでわかりやすい例を出してみましょう。
アニメ『ガールズ&パンツァー』11話のマウスが出てくるシーンです。
下からの構図で撮っておりものすごい威圧感があります。このシーンでは手前から奥にマウスがゆっくりと出てきて視聴者を圧倒します。
さらにそのあとの構図にも注目です。
ここでは建物の間からマウスがのぞいている構図です(怪獣・モンスター映画等で時々出てくる構図でもある)が、ここでは比較対象が建物、主人公たちの二つがありさらに大きさを強調する構図となっています。しかも主人公たちからの視点ですからさらに不安を掻き立てられます。
ここで、表現されているのはマウスの大きさや脅威感です。さらに主人公たちの視点を追加することにより危機感がより一層高まります。わかりやすいですね。
また、映画『シンゴジラ』の中に総理に決断を迫るシーンがあります。そこでは人物たちが総理の視点のようなカメラの位置で画面に大写しとなりでゆっくりとカメラに迫っていきます。
これもまるで視聴者が人物たちに圧迫され、決断を迫られているように感じる効果があります。そして、視聴者は総理側に感情移入し、物語の緊張感が増していくわけです。
こういったように映像の中にはカメラの位置や向き、構図、物体の配置によって登場人物の気持ちや状況の説明になっているものが多々あります。
映像に出てくる「もの」
「もの」といっても様々です。それは映画独自の小道具であったり、行為であったりします。それが繰り返し映像に出てきたり、よく見えるように置いてあったりしていたら要注目です。それがストーリーのテーマや今後の展開にかかわってきたりします。いわゆる伏線というやつです。
また例を挙げようと思います。映画『君の名は。』では組紐が出てきます。紐というのは結ぶ、ほどくなどつながったり離れたりといったイメージがあります。あとは超ひも理論などから量子力学も連想できます。『君の名は。』を見た人ならばわかるメタファーですね。
他にも、映画で出てくる本や映画内映画などはその内容まで知ってるとその作品のテーマがよくわかったりします。
映画『イコライザー』で主人公が序盤で読んでいる本は『老人と海』や『ドン・キホーテ』です。映画『イコライザー』では主人公が女の子を助けるために正義の暴力をふるうわけですが、『ドン・キホーテ』はもう騎士のいない時代に騎士にあこがれる男の話です。ここでは主人公をドン・キホーテになぞらえています。
こういったように映画に出てくる小道具などに注目するとより物語に深みが増していくことでしょう。
カット
ここではカットの話をしたいと思います。カットというのはカメラが始まってから止まるまで、要するにシーンのことです。ここではカットの長さについての話をしていきたいと思います。
カットの長さというのは調節することによってテンポの良さだけでなく場面の雰囲気も変えることができます。
映画『シンゴジラ』では巨災対が出てくるシーンでカットがテンポよく切り替えられます。こうすることで内閣では停滞していた話がスムーズに進む雰囲気を演出しています。
また長くすることで生まれてくる効果もあります。映画『バードマン』では終盤までずっとカットが切り替わりません。ずっとシーンが続くのです。そうすることでカットが切り替わる瞬間は何か起こるに違いないという予感を出すことができます。
このようにカットの長さに注目しても面白いでしょう。
次に見るときは
今回は映像、もの、カットの三つに注目して語ってきましたがいかがでしょうか?ここまで長々と語ってきましたが、はっきり言ってこんなこと考えて映像を見ていてはストーリーに集中できなくなります。
さらに、映画などは感じたことがすべてです、小難しいことを考えていてはつまらないと思います。
しかもここで挙げていった例も私の意見でしかありません。もっと別の意味があるかもしれません。
ですが、こういった見方もあるというのを覚えておけば、映画を二回以上見る際には少しだけ思い出して見てみるともっと面白く見ることができるのではないでしょうか?
最後に
島村卯月と映像作品について語ってきましたが最終的に言いたいことは
しまむらうづき かわいい えいが たのしい
です。
みんな映画見ような!ということで終わりです。ここまで長々と付き合って下さりありがとうございました。
次はほのぼーさん(@honobou0554)です。よろしくお願いします。